模試直前の勉強法!!〜漢文編〜

高校3年生は、共通テスト模試が間近となりました!
そこで今日は「直前でできる共通テスト漢文の対策」
について書かせていただきます!

今日の記事の内容は、
すべてこの動画に集約されているので、
こちらの動画をお子さんに
共有していただくのが一番だと思います!
(問題や対策のまとめシートもダウンロードできます)

漢文の模試対策について

《本番までにできることまとめ》
授業で解いた問題と、
前回の模試の問題に目を通して
「解き方」をチェックする。
本当に重要な句法だけ確認する。

漢文の解答時間の目標は、
いつも授業でお伝えしているように
15分〜20分です。
漢文は古文と同じように、
どれだけ短い時間で
多くの情報を処理する
かが大切です。

漢文で古文と違う点としては、
まず「論(主張)」と「例」に分けられて、
「故事成語」などのテーマに対して
筆者の一貫した主張が与えられることです。
主張は本文の最後の方に書かれることが多いので、
途中の問で時間を使いすぎるのだけは避けましょう。
とりあえず飛ばして最後まで読めば、
本文で言いたいことが掴める
と思うので、
そこから逆算して途中の問を考え直した方が
早く解けます。

そして「本文」と
「資料(文章Ⅱ)」は、
テーマについて“対比的に”
書かれているので、
2つの文章の
「違い」や「共通点」を同う問題
最後の方に出てきます。
常に出てくる単語や一文一文、
そして本文と資料(文章Ⅱ)全体を、
筆者の主張か、その逆なのかに分けることで
「違い」や「共通点」の問題に答えられます!

解く順番も大切です。
いきなり本文に入らずに、
資料が短いときは資料から
また会話形式など、
文章全体の意味を問うような
設問が最後の方にあるときは
その設問にまず目を通して、
読むべき情報を絞ってから
本文に入りましょう!

こういった解き方に合わせて
知識として確認しておきたいことですが、
漢文は問われる知識がとても少ないです。
ですので、
・再読文字
・反語

この辺を「漢文必携」のような
学校でもらっている参考書で確認すれば
大丈夫です!
本番わからない単語に出会ったら、
「熟語に直してみる」ことを意識しましょう!
例:「封ずる」→「封建」→「土地を治める」という解釈をする 等

漢文は、解き方さえつかめば
一気に伸びると思うので、
良い予行練習だと思って
全力で模試に挑んでいってください!!
応援しています!!!