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夏休みの終盤こそ「復習」と「学習習慣」を見直すチャンス|新学期をスムーズに迎えるために

長かった夏休みも、いよいよ終盤を迎えました。

始まる前は「長いな」と感じていた夏休みも、振り返ってみると本当にあっという間だったのではないでしょうか。

白谷塾でも、この夏、生徒たちは本当によく頑張ってくれました。

特に今年の夏、私たちが力を入れてきたことの一つが、**これまで学校で学んだ内容の「復習」**です。

復習をしてみると、想像以上に忘れている

夏休みの授業でこれまで習った内容に戻ってみると、

「これは前に習ったはずなのに忘れている」

「そのときはできていたのに、今やってみると解けない」

という場面がたくさんありました。

私たちも指導しながら、

「この夏に復習する時間をつくって、本当に良かった」

と感じています。

一度勉強して理解できた内容であっても、その後使わなければ少しずつ忘れていきます。

これは決して珍しいことではありません。

学習研究でも、一度覚えたものをただ読み直すだけではなく、問題を解いたり、小テストをしたりして「自分の頭から思い出す」ことが、長期的な定着につながることが分かっています。

実際に、教室で行われた「テスト・小テストによる学習」の研究をまとめたメタ分析では、222の研究・48,478人の学習者を分析し、小テストなどを取り入れた学習には学力向上への中程度の効果が確認されています。(PubMed)

だからこそ夏休みは、

「新しいことをどんどん先取りする」

だけではなく、

「今まで習ったことを、本当に自分で使える状態に戻す」

ことにも大きな意味があります。

夏休みに復習しておくと、新学期の授業が楽になる

学校の勉強は、以前習った内容の上に新しい内容が積み重なっていきます。

例えば数学であれば、計算が不安定なまま方程式や関数に進めば、新しい内容そのものは理解できても計算でつまずいてしまいます。

英語も同じです。

単語や基本的な文法が抜けたまま新しい文法や長文読解に入ると、授業についていくことがだんだん苦しくなります。

だからこそ、夏休みに一度立ち止まって復習しておくことには大きな意味があります。

この夏に忘れていた内容を取り戻した生徒たちは、新学期の授業にも比較的スムーズに入っていけるのではないかと期待しています。

逆に考えると、長期休暇にまったく勉強しない状態が続くと、新学期になってから「前に習ったところが分からない」というところからスタートすることにもなりかねません。

実際に、子どもたちの「学校外の勉強時間」は減っています

ここは、私たちが日々子どもたちを見ていて感じているだけではありません。

文部科学省の令和7年度「全国学力・学習状況調査」でも、学校の授業時間以外の勉強時間は、小学生・中学生ともに令和3年度以降、平日・休日のいずれも減少傾向にあることが示されています。(文部科学省)

さらに、令和6年度の保護者調査では、中学生の学校がある日の平均的な過ごし方について、令和3年度と令和6年度を比較すると、

勉強時間 1時間34分 → 1時間23分

テレビゲーム 1時間26分 → 1時間48分

スマートフォン 1時間36分 → 1時間56分

という結果が示されています。小学生についても、勉強時間が減る一方、ゲームやスマートフォンの時間が増える傾向が見られました。なお、この比較について文部科学省は、調査対象や回収率などの違いもあるため厳密な経年比較には注意が必要としています。(文部科学省)

もちろん、

「スマホを使ってはいけない」

「ゲームをしてはいけない」

という話ではありません。

子どもたちにとって、友達とのコミュニケーションやゲーム、動画などを楽しむ時間も必要だと思います。

大切なのは、一日の時間の中に「勉強する時間」がきちんと残っているかどうかです。

スマホやゲームは始められる。でも勉強は始められない

子どもたちを見ていると、

スマホやゲームは言われなくても始めるのに、勉強となると、

「あとでやる」

「もう少ししたらやる」

と言いながら、なかなか始められないことがあります。

これはある意味、当然のことだと思います。

大人でも、

「運動しよう」

「部屋を片付けよう」

「仕事を早めに終わらせよう」

と思っていても、締切や約束がなければ後回しにしてしまうことがあります。

子どもであれば、なおさらです。

だから私は、子どもが自分一人で勉強を始められないときには、大人がある程度「やる仕組み」をつくってあげることも必要だと思っています。

文部科学省の保護者調査でも、家庭で学校の勉強について保護者と話をしている子どもの方が、学校外での勉強時間が長い傾向が確認されています。

また、「ゲームをする時間を限定している」家庭の子どもはゲーム時間が短く、「スマートフォンのルールを守るよう促している」家庭の子どもはSNSや動画視聴の時間が短い傾向も示されています。もちろん、これらは因果関係を直接証明するものではありませんが、家庭での声かけやルールづくりが子どもの時間の使い方と関係していることは、とても参考になる結果だと思います。(文部科学省)

「勉強しなさい」ではなく、勉強できる環境をつくる

ただ、毎日のように、

「勉強しなさい!」

と言い続けるのは、保護者の方にとっても大きな負担です。

お子さまとの関係が悪くなってしまうこともあります。

そこで大切なのは、本人のやる気だけに頼るのではなく、

「夕食前の30分は勉強する」

「この時間になったらスマートフォンを置く」

「家で難しければ塾の自習室に行く」

など、勉強することが当たり前になる環境をつくることです。

自分でできるようになるまでは、大人が少し手を貸してあげてもいいと思います。

最終的には自分で勉強できるようになることが理想ですが、その段階に到達するまでのサポートも教育の一つです。

夏休みに勉強できなかったとしても、今から変えればいい

ここまで読んで、

「うちは夏休み、あまり勉強できなかったな……」

と思われた保護者の方もいらっしゃるかもしれません。

でも、過ぎた時間は戻りません。

大切なのは、

「できなかったことを責めること」ではなく、「これからどうするかを考えること」

です。

夏休みが終わったところから生活リズムを戻してもいい。

テストが終わってから勉強方法を見直してもいい。

次の定期テストに向けて新しくスタートしてもいい。

始めるタイミングに遅すぎるということはありません。

子育てや勉強について迷ったときは、一人で抱え込まないでください

子育てをしていると、

「どこまで言った方がいいのか」

「本人に任せた方がいいのか」

「もっと勉強させるべきなのか」

「この成績で大丈夫なのか」

と、判断に迷うことがたくさんあります。

正解が一つではないからこそ、保護者の方が悩まれるのは当然のことだと思います。

そんなときは、ぜひ私たちにもご相談ください。

実際にお子さまを見ている第三者と話してみることで、

「今はここを改善すればいい」

「思っているほど心配しなくても大丈夫」

「ここだけは少しサポートしてあげた方がいい」

など、整理できることがあります。

不安が大きくなってからではなく、

「ちょっと気になる」くらいの段階で相談することも大切です。

夏休み明けは、まずテストから

そして、夏休みが終わればテストが待っています。

白谷塾の生徒たちにも、まずはこの夏頑張ってきた成果をしっかり発揮してもらいたいと思います。

点数だけですべてを判断するわけではありません。

しかし、テストは、

「この夏の勉強で何が身についたのか」

「まだどこが不足しているのか」

を確認できる大切な機会でもあります。

結果が良ければ、その努力を次につなげる。

思うような結果でなければ、原因を見つけて次の勉強方法を考える。

それでいいと思います。

もし夏休み明けのテスト結果を見て、

「このままの勉強方法で大丈夫かな」

「そろそろ塾を考えた方がいいかな」

「次のテストでは結果を出させたい」

と感じられましたら、ぜひ白谷塾へご相談ください。

白谷塾では無料体験も実施しています。

まずはお子さまの現在の状況についてお話を聞かせていただき、そのうえで今後どのように勉強していけばよいのか一緒に考えていきます。

お問い合わせは、DMまたはプロフィールに掲載しているLINEからお気軽にご連絡ください。

夏休みが終わることは、勉強の一区切りではありません。

この夏に頑張れた子も、思うように頑張れなかった子も、

ここからまた次の目標に向けて、一歩ずつ進んでいきましょう。

参考資料

文部科学省「令和7年度全国学力・学習状況調査」

文部科学省・国立教育政策研究所「令和6年度全国学力・学習状況調査 経年変化分析調査及び保護者に対する調査」

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合格祈願の絵馬を指さす白谷先生