
中学生になって初めて迎える定期テスト。
保護者の方の中には、
「まだ中1の最初だから、そこまで気にしなくてもいいのでは」
「最初のテストは様子見でいいのでは」
「中学校生活に慣れることの方が大事では」
と思われる方もいるかもしれません。
もちろん、中学校生活に慣れることはとても大切です。部活動、新しい友達、教科ごとに変わる先生、小学校とは違う生活リズム。子どもたちは、思っている以上に大きな環境の変化の中で毎日を過ごしています。
しかし、その中でも最初の定期テストはとても大切です。
なぜなら、最初の定期テストは、単に点数を取るためのテストではなく、これからの中学校3年間の勉強の基準を作る大事な機会だからです。
最初の定期テストで作られるもの
中学生にとって、最初の定期テストで作られるのは点数だけではありません。
ここで作られるのは、
・勉強の始め方
・提出物の進め方
・学校ワークの使い方
・暗記の仕方
・間違い直しの習慣
・テスト前の時間の使い方
・自分はやればできるという感覚
こうした、今後の勉強に大きく関わる土台です。
最初のテストでしっかり準備をして結果が出ると、子どもは
「中学校の勉強はこうやって進めればいいんだ」
「ワークを繰り返すと点数につながるんだ」
「早めに準備すれば不安が減るんだ」
と実感できます。
この実感が、その後の勉強への向き合い方を大きく変えていきます。
逆に、準備不足のまま最初のテストを迎えてしまうと、
「中学校の勉強は難しい」
「自分は勉強が苦手かもしれない」
「数学は無理」
「英語は分からない」
という苦手意識を早い段階で持ってしまうことがあります。
小学校のテストと中学校のテストは違う
小学校のテストは、授業をしっかり聞いていればある程度点数が取れることも多かったと思います。
しかし、中学校の定期テストは違います。
・複数教科をまとめて勉強する
・範囲が広い
・提出物がある
・暗記量が増える
・問題が難しくなる
つまり、授業を聞いているだけでは点数につながりにくくなります。
そのため、
・学校ワークを解く
・間違えた問題を解き直す
・暗記を繰り返す
・計画的に進める
ことが必要になります。
最初のテストで身につけたい勉強の型
最初の定期テストで一番大切なのは、いきなり完璧を目指すことではありません。
大切なのは、テスト勉強の型を作ることです。
例えば、
・学校ワークを少しずつ進める
・間違えた問題に印をつける
・テスト前に解き直す
・暗記を毎日少しずつ進める
・提出物を早めに終わらせる
こうした流れを経験することが大切です。
最初のテストで失敗してしまう子の共通点
最初の定期テストで思うように点数が取れない子には共通点があります。
・勉強を始めるのが遅い
・ワークを一度解いただけで終わる
・暗記を後回しにする
・何をすればいいか分かっていない
という状態です。
保護者から見ると、勉強していないように見えても、
「何から始めればいいか分からない」
ということも少なくありません。
保護者が気をつけたい声かけ
最初の定期テストでは、点数だけを強く求めすぎないことも大切です。
例えば、
「何点取れそうなの?」
「ちゃんと勉強してるの?」
だけではなく、
「今日はどの教科を進める予定?」
「ワークはどこまで終わった?」
「暗記は進んでいる?」
というように、行動に目を向けた声かけが効果的です。
最初のテストで自信をつけることが大切
最初の定期テストで良い結果が出ると、
「自分は準備すればできる」
「勉強した分だけ結果につながる」
「次もこのやり方で頑張ればいい」
という自信につながります。
この成功体験は、中学校生活の大きな財産になります。
最初の定期テスト前にやるべきこと
まず意識したいのは、早めに動くことです。
・学校ワークを少しずつ進める
・間違えた問題に印をつける
・解き直しをする
・英単語や漢字を毎日覚える
・提出物を早めに終わらせる
特別なことではなく、当たり前のことを早めに丁寧に繰り返すことが大切です。
最初の定期テストは中学校生活のスタートライン
最初の定期テストは、ただの1回目のテストではありません。
これからの中学校生活の勉強の基準を作る大切なスタートラインです。
だからこそ、
「まだ最初だから大丈夫」
ではなく、
「最初だからこそ大切にする」
という意識で準備を進めていきましょう。
お子さまが、
何から始めればいいか分からない
家でなかなか勉強しない
テスト勉強のやり方が身についていない
という場合は、早めにご相談ください。
中学校生活の良いスタートを切れるように、一緒に勉強の土台を作っていきましょう!

