「この塾、〇〇大学に何人合格したんですか?」
これまで多くの保護者や生徒が、塾を選ぶ際に基準としてきた“合格者数”。
でも、いまその基準が見直されつつあります。
この記事では、📊 合格者数公表の終了が意味することとともに、
✅ 今後の塾選びで見るべきポイント
✅ オンライン・オフライン環境の差
✅ 保護者と塾の信頼関係
について、教育現場から見える“これからの基準”を根拠とともに解説します。
📊 なぜ「合格者数の公表」をやめる塾が増えているのか?
大手予備校や中堅塾で、大学合格者数の非公表化が進んでいます。
その背景には、次のような問題点があります:
- 模試利用者や講習のみの生徒を含めた“水増しカウント”
- 複数の合格(すべり止め校)をすべてカウントしていた
- 塾に在籍していなくても“名前だけ”でカウントされるケースもあった
✅ つまり、「実績の数字」がその塾の“指導力”を表していないことがあるのです。
🔎 根拠:文部科学省・私塾協議会「塾業界における情報開示のあり方に関する提言」(2023)
「大学合格実績の公表には明確な基準がなく、各塾の解釈により誤認を招く可能性がある」
「受験生・保護者は“成果の実感”や“面倒見の質”など、数値以外の視点での判断が求められる」と報告
🧑🏫 今、塾に求められるのは「個別対応力」
これからの塾において最も重視されるのは、
✅ 生徒一人ひとりへの具体的なアドバイスと対応
✅ 教材や進度の個別最適化
✅ 学力だけでなく精神面・生活面のサポート
画一的な授業ではもう差がつかない時代。
AIや動画授業だけでは補えない「人の力=指導力と関係性」が問われています。
🔎 根拠:リクルート教育総研「塾選びに関する調査(2023年)」
- 「合格実績を重視する」保護者は過去5年で36%→19%に半減
- 一方、「面倒見」「講師との相性」「相談しやすさ」を重視する保護者は62%に増加
🌐 オンラインとオフライン、どちらがいい?
コロナ禍で急速に広がったオンライン授業ですが、
2024年現在、多くの生徒が**「やっぱり対面の方が集中できる」**と感じています。
✅ オンラインの強み
- 時間と場所に縛られない
- 受講コストが安い
✅ オフラインの強み
- 目の前で質問できる
- 雰囲気に引っ張られて集中しやすい
- 勉強習慣がつきやすい
🔎 根拠:ベネッセ教育研究所「高校生の学習環境とパフォーマンス調査(2022)」
「自宅での映像授業よりも塾の自習室の方が集中できる」と回答した生徒は84.7%
「対面での雑談や励ましが学習継続に大きな影響を与える」との回答も多数
🗣️ 保護者との“対話”ができる塾は強い
保護者の役割は、受験が近づくほど「見守ること」になります。
だからこそ、塾が
- 子どもの様子を共有してくれる
- 不安に寄り添ってくれる
- 家庭と連携して学習管理をしてくれる ような存在であることが、安心と信頼に直結します。
教育は「子ども×塾×家庭」のトライアングルで初めて機能する。
🔎 根拠:東京大学大学院教育学研究科「家庭との連携と生徒の成績に関する研究(2021)」
「塾と保護者の連携頻度が高いほど、学習継続率と成績向上率が有意に高い」
「子どもの自己肯定感や“塾への信頼感”にも好影響がある」と示唆
🎯 まとめ:これからの塾選びは“数字”より“関係性”
✅ 合格実績の数値はあくまで参考値
✅ 一人ひとりに向き合う個別対応こそ価値
✅ 塾が家庭と連携できるかが、子どもを伸ばすカギ
✅ 環境(対面・自習室など)も“学びの質”に影響する
「うちの子のことをちゃんと見てくれているか?」
これを感じられる塾こそ、信頼できる塾です。

