夏休みこそ、受験生にとって最大の“得点差を広げる”チャンス。
でも、何から手をつけたらいいかわからない…という声もよく聞きます。
今回は、白谷塾の白谷浩司先生が中学3年生に向けて語った、
**数学と英語の“夏の攻略法”**について、教育的根拠とともに整理してお届けします。
📚 数学は「関数・図形・立体」の3本柱から攻めろ!
① 関数:2年の内容を“完璧に”
関数は実力テストで20点以上を占める重要単元。
特に2年生で習う一次関数の理解が弱いと、3年の放物線や応用問題に繋がりません。
🔍 教育的根拠
全国学力調査(文科省・2022)では、
「一次関数の変化の割合」「グラフの読み取り」での正答率が低い生徒ほど、
数学の総合得点が顕著に下がる傾向があると報告されています。
夏休み中に、比例・反比例・一次関数の復習を徹底し、グラフと式の関係を感覚で理解するのが得点アップの鍵。
② 図形:まずは「合同の証明パターン」を覚える
3年生で登場する「掃除の証明」や「相似」にスムーズに入るためには、
合同の証明(2年内容)を先にマスターしておくことが重要です。
💡 実践データ
白谷塾の内部分析によると、
「合同の証明パターンを3種類覚えていた生徒は、図形問題の正答率が約1.8倍高かった」とのこと。
証明は慣れれば得点源になるので、夏のうちに“型”を身体に染み込ませましょう。
③ 立体:公式暗記からの演習で「一気に伸びる」
立体分野は、体積や表面積の公式を覚えれば解ける問題が多いため、コスパが良い領域です。
特に、
- 円柱・円錐・球の体積
- 濃度・混合・立体の切断
など、出題頻度が高くパターンも限られるものを繰り返すのが得点アップの近道。
🗣 英語は「文法×音声」で基礎から鍛える
英語は数学と違って、短期間で“急に伸びる”ことが難しい科目です。
だからこそ、今のうちに「基礎を固める」ことが最重要。
文法と単語:まずは「正しい文が読める力」から
中学英語では、文法構造(主語・動詞・修飾)を理解していないと、
英単語を覚えても文章が読めず、得点に繋がりません。
🧠 文法習得に関する研究
Second Language Acquisition研究では、
「初期の言語学習者にとって、正しい語順と構文パターンの理解が長文読解力の基盤となる」
(Ellis, 2002)
つまり、単語だけでなく、「文法×構文」をセットで理解することが、リーディング・ライティング・リスニングのすべてに繋がります。
リスニング&スピーキング:音声教材をフル活用!
「英語が聞き取れない」多くの生徒は、そもそも“発音を知らない”“音の流れを知らない”状態です。
夏休みには、
- 教科書準拠の音声を1日1回シャドーイング
- 単語帳に付属のCDやアプリを活用
- 発音記号やリエゾンに注目しながら音読
などの**“耳と口”を使う学習**が効果的。
🎧 実践者の声
白谷塾の生徒でも「毎日1つの音声を5回ずつ聞いて読んだ」だけで、
実力テストのリスニングで10点以上UPした事例が複数あります。
🎯 まとめ:この夏で「できる」に変わる勉強を始めよう
- 数学は【関数・図形・立体】に絞って復習
- 英語は【基礎文法×音声】をセットで強化
- 完璧を目指すより、“点が取れる部分”に集中
- 夏で変われれば、秋以降がグッと楽になる!

